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07年12月分 事件簿
07年11月分 事件簿
07年10月分 事件簿
07年9月分 事件簿
07年7月分 事件簿

07年8月31日 映画盗撮防止法施行
 以前より問題となっていた映画館の盗撮による海賊版防止のための法律で、劇場で映画の録画や録音を禁じる「映画盗撮防止法」が30日に施行された。海賊版の抜け道となっていた著作権法の例外規定を埋める形で、重い罰則も規定。

 法の施行を受け、全国に約3200カ所ある劇場は、スタッフなどによる上映中の見回りを強化する方針だ。

 従来は盗撮を発見しても、「家でもう一度見るため」などと主張された場合、著作権法が私的使用のための複製を認めているため、摘発は困難だった。

 盗撮防止法は、対象期間内の無断録画・録音を一切違法とすることで、これまでの摘発の足かせを外す狙いがある。対象は、国内で有料上映が開始されてから8カ月以内の作品で、罰則は10年以下の懲役か1000万円以下の罰金、またはその両方となる。

07年8月31日 携帯カメラで盗撮(千葉県)
 女性のスカートの中を盗撮したとして、千葉県警柏署は31日までに、柏市北柏台、京華商業高校教諭高橋良行容疑者(57)を県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕した。「(女性が)ミニスカートをはいていたので気持ちが高ぶってしまった」と容疑を認めている。
 調べによると、高橋容疑者は30日午後10時20分ごろ、柏市内の自宅近くの国道沿いの歩道で、女子短大生(20)を追い抜きざまに、スカートの中をカメラ付き携帯電話で撮影したとされている。

07年8月27日 保護監察官が女児盗撮(新潟県)
 新潟県警三条署は25日、小学生の女児のスカート内を隠し撮りしたとして県迷惑行為防止条例違反の現行犯で、新潟市東区秋葉通、新潟保護観察所の保護観察官、久保敦己容疑者(33)を逮捕した。
 調べによると同容疑者は、25日午後4時ごろ、新潟県三条市のショッピングセンターの食料品売り場で、両親と買い物をしていた女児のスカート内を隠し持っていたデジタルカメラで盗撮した疑いが持たれている。
 久保容疑者が女児の近くで不審な動きをしているのに気付いた周囲の買い物客らが店員に通報、店員が110番した。

07年8月26日 女子高生スカート内盗撮(徳島県)
 徳島東署は25日、女子高生のスカートの中を盗撮しようとしたとして、徳島県迷惑行為防止条例違反の現行犯で、兵庫県淡路市の市立釜口小学校教諭笹田卓司容疑者(27)を逮捕。「スカートの中を見たかった」と容疑を認めているという。

 調べによると、笹田容疑者は同日午後4時15分ごろ、徳島市のデパート内の書店で、立ち読みをしていた女子高生(18)のスカート内を手提げバッグに入れたビデオカメラで撮影しようとした疑い。映像は残ってはいなかった。

 巡回中の警備員が笹田容疑者の不審な行動に気付き、問い詰めると盗撮しようとしたことを認めた。


07年8月10日 携帯電話の盗撮・・・3ヶ月停職処分(三重県)
 8月10日午前9時から三重県伊賀南部環境衛生組合は名張市役所で会見を開き、通勤途中のバスの車内で女子高生のスカートの中をカメラ付き携帯電話で盗撮したとして、同組合職員業務室に勤務する男性職員(37)を、地方公務員法の規定に基づき同日付で3か月間の停職処分とすることを明らかにした。

 同組合や名張署の調べによると、この職員はさる6月20日午前7時40分ごろ、近鉄名張駅から勤務先の清掃工場まで利用している路線バスの車内で、同乗していた同市内の県立高校に通う2年生の女子生徒(16)のスカート内をカメラ付携帯電話で盗撮。
 また、昨年夏ごろから同様の行為を数回にわたって行っていたとの余罪もある。この男性職員は、同署で任意の事情聴取を受けた後、同月29日に伊賀区検察庁から県迷惑防止条例違反で略式起訴され、罰金30万円の処分を受けており、同組合では、7月に同市の職員懲戒審査委員会(委員長・伊藤経人副市長)に審査を付託してた。

 この日の会見には、同組合の山崎幸雄事務局長と濱田謙治総務室長、名和健治業務室長、同市人事研修室の西本実室長の4名が出席。
 西本室長によると「近年発生した同種の事例を参考に処分を決めたが、何度も同じ行為を繰り返していたことを考慮し、先例より重い処分とした」と説明。
 男性職員は事件後、先月20日まで自主的に自宅謹慎していたが、同23日からは通常通りの業務に就いていたそうで、今日になって本人に処分を伝えたところ、「処分を受け、早く職場に戻りたい」などと話していた模様。
 また、同組合における管理者責任については、「監督権限の範囲外」として責任を問わない方針としている。

07年8月8日  マレーシアでも盗撮犯
  6日、クアラルンプール(KL)市チェラスの3階建てのアパートで「のぞき魔」が住民に見つかって袋だたきに遭うという事件が起こった。
 
夜9時ごろ、アパートの住民であるK.シーニバサガムさんが、ホーさん(33=仮名)が住む部屋の外のパイプに不審な男(47)がよじ登っているのを発見。片手に持ったカメラ付き携帯電話を浴室の壁の上部にある換気用の穴から差し入れて盗撮しているのをみて大声を上げて他の住民にしらせた。男は階段を飛び降りて逃げたが、アパート住民らが追跡し250メートルほど先で捕まえた。

 男は住民たちにさんざん殴られたり蹴られたりして重傷だという。 逮捕された男は、同アパートの階段などで何度も目撃されており、常習的に盗撮を行っていたとみられている。

07年8月7日  フランス大統領が盗撮被害(フランス)
 5日、家族と夏季休暇を過ごしているニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領が米ニューイングランド(New England)地方のウィニペソーキー(Winnipesaukee)湖畔で、ボートを楽しむ姿を撮影しようとしたカメラマンに激怒する出来事があった。

 写真通信社シパ・プレス(Sipa Press)のカメラマンVincent DeWitt氏と、AP通信のカメラマンの2人が、休暇中のサルコジ大統領の写真撮影を試みたのだ。
 DeWitt氏がAFPに語った事件のあらましによると、5日の午後1時頃、ボートでサルコジ大統領が滞在する別荘へと向かった2人は、家族とボートに乗り込む大統領を発見した。それと同時に、大統領が2人を指差して叫んでいるのに気づいたという。「こちらのボートからもサルコジ大統領が怒っているのは理解できた。」
 大統領のボートが2人に向かって突進し、接近させると、サルコジ大統領はカメラマン2人のボートに乗り込んできてフランス語で、「写真を撮らないよう」怒鳴り始めたという。サルコジ大統領は、DeWitt氏を指差し、同氏が持っていた望遠レンズ付きのカメラを奪い取ろうともした。

 その時「大統領は写真を撮らないようにと言っています」と、大統領に付き添っていた黒髪の女性が冷静な英語で伝えた。この言葉でわれに返ったサルコジ大統領は、写真を撮らないよう、今度は冷静に求めた。
「サルコジ大統領、ウィニペソーキー湖で大激怒」という見出しとともに
 大統領がカメラマンに人差し指を突きつける写真は、地元紙Union Leaderの一面を飾った。  


07年8月3日 電気屋さんで盗撮(広島県)
  広島県警安佐南署は3日、女性のスカート内を盗撮したとして、県迷惑防止条例違反容疑で、同県世羅町西上原の郵便局職員竹岡順治容疑者(40)を逮捕した。
 調べによると、竹岡容疑者は7月29日午後5時50分ごろ、広島市安佐南区の大型電器店で、東広島市に住むアルバイト女性(19)のスカート内をビデオカメラで盗み撮りした疑い。容疑を認めているという。 。

07年8月2日 女子アナにストーカー行為・盗撮行為(静岡県)
  静岡南署は2日、民放テレビ局(静岡市)の女性アナウンサーの隠し撮りをするなどストーカー行為をしたとしてストーカー規制法違反の疑いで、静岡県熱海市の土木作業員、岩本一男容疑者(56)を逮捕した。「好きでしょうがなかったのでやった」と容疑を認めているという。
  調べによると、岩本容疑者は5月30日〜7月19日に計4回にわたり、民放テレビの女性アナウンサー(31)のマンション横の倉庫からビデオカメラで、女性が出勤する様子を隠し撮りするなどしてストーカー行為をした疑い。
 アナウンサーが5月に自宅近くの倉庫のすき間からビデオカメラで隠し撮りされていることに気付き、静岡南署に相談。その後、同署が6月に岩本容疑者に警告していたが、隠し撮りなどのストーカー行為が続いていた。


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